洞斎山人日乗

ゆうがた、空の下で、身一点に感じられれば、万事に於いて文句はないのだ。

山は遠いよ

あちこちから、山開きのニュースを聞く。
数年前、同居人と知り合う前なら、北アか南アの地図を広げ、さぁ今年はどこに行くべえかなんて考えていたところだ。事前にトレーニングと称して、5キロの鉄アレイを入れて20キロ前後にしたザックをしょって、標高差800メートルの山に挑んだこともあったから、まあそれなりの努力と節制と根性を持って山に向かっていた時期もあったのだ。
今や、トレーニングをしていないから体力が不安であること、休日に朝早くい起きられないこと、道具の半分以上を田舎に預けったきりで持って帰っていないことから、山に足を向けることも無い。最後にまともな山に登ったのが、11ヵ月前だから随分なご無沙汰だ。
おなかが出始めたことに気付いてショックを受けている。そろそろ再開しようとしながら、日常に流されて実行に移せない。
エネルギーが落ちたなあと、実感込めて、思う。

しかし、このままでは終わらせんぞ、絶対。アイ・シャル・リターンだ。