洞斎山人日乗

ゆうがた、空の下で、身一点に感じられれば、万事に於いて文句はないのだ。

2008-01-01から1年間の記事一覧

書付その30

筆者は広島市内で働いている。 某日会社帰りで広島市中心街を歩いていると、建物取壊しの現場に出くわした。えーっと何が立っとたんかいな・・・、おぉ、ダイエーが居ったわい。兵共が夢の跡じゃないけど、一時期あれだけ日本各地にはびこっていたダイエーさ…

書付その29

早や師走だ。今年も残すところ一月弱である。 広島市中心部平和大通りでは、この時季の恒例となった「ひろしまドリーミネーション」なる、電飾で以って夜の通りを数百メートルに亘り飾るイベントが開催されている。片道2車線道路の外側の緑地帯に、電飾で形…

新蕎麦を食し損なう

広島市内西部、西広島駅ほど近くに美味いと評判の信州蕎麦を出す店がある。 店名は「はっぴ」。過日某国営放送の番組にて、なぜ蕎麦を食する際咀嚼して嚥下するのではなくすするべきであるのか、実証的に謎解きをしていた。これによると、人間の口腔・咽喉の…

書付その28

竹原〜今治間でカーフェリーを運航している中四国フェリーが、来年三月をもって運航を停止するとの由。燃料費高騰のあおりと、お客がしまなみ海道へシフトする事が想定されるための措置との事。大変残念だ。広島から石鎚山系を登山する時、これほど便利な足…

書付その27

晩ご飯をいただきながらニュースを見ていると、振込め詐欺の多発を報じていた。腹立たしいことおびただしい。だいたいやり口がせこい事この上ない。みっともない犯罪である。太え奴らだ。 この手の奴らを撲滅するにはいかにすべきか? 恥ずかしい奴らには恥…

恩人逝く

1975年のカープの、シーズン冒頭15試合を指揮した元コーチ・監督のジョー・ルーツ氏が、米国にて闘病の末逝去されたとの由。享年83歳。 半ば伝説と化している1975年のカープ初優勝の物語は、ルーツ氏を抜きにして語ることは出来まい。 この人が行ったことが、…

映画はおバカ映画に限る

一昨日、夕飯を喰らいつつテレビのチャンネルを「面白いの無いんかいな」と変えていて、目についたのが「舞妓Haaaaan!!」。軸となる登場人物描写のキャラの立ち様、濃さが秀逸(これは詰まる所、配役の秀逸さということだろう)。展開のスピード感が素晴らし…

祭りは終わった

4年に一度のオリンピックも至極あっけなく終わってしまった。2週間ちょっとのお祭りは、テレビを通しての観客としては、大変面白かった。訓練をつんだアスリート同士の緊張感に満ちた争いは、比類無く魅力的である。素晴らしいものは、文句なしに素晴らし…

広島を離れてみる

所用あって大阪へ。 平日のお昼二時台に「特攻野郎Aチーム」を放映していることを発見した。 侮りがたし、大阪。

ターニングポイントになるか?

昨日(8/14)の中日戦で、大竹投手がプロ2度目の完封勝ちを収めた。 危なげの無い、3安打完封だったとか。荒木・森野の両主力選手を欠く中日を相手にしてとは言え、価値ある完封勝利であることに変わりは無い。 それよりも、この勝ちが意識的な「腹8分目…

五輪

約2ヶ月振りの日記である。何たる不精ぞ。筆者偏屈ゆえ、五輪開催のはるか前からマスコミがテレビ画面でわあわあと騒いでいるのを見て、五輪なぞまともに観戦するまいぞと、五輪観戦ボイコットを固く誓ったものだが、その誓いが崩壊するのにさしたる時間は…

久々の広島市民球場

約2月間ご無沙汰の広島市民球場である。2月もご無沙汰するなど、ファンの風上にも置けない所業ではある。そのマウンドの上には2年目右腕の前田健太投手。カープファンの希望を担う期待の若手の筆頭である。 2回表、先頭打者から二人を連続四球で塁に出し…

もしも・ひろしまに

「もしも・ひろしまに」という曲がある。これは、広島の地方TV局であるテレビ新広島の元のイメージソングで、その昔は毎日の放送開始と終了のとき、5分弱の間アニメーションと共に放送されていたのである。 たかが地方局の放送開始・終了用映像と笑うなかれ…

書付その26

近所の公園は野良猫の巣窟である。えさを与えてくれるおじさん・おばさんに事欠かないと見えて、皆栄養状態は至極良く、丸々と太っている。 その中に白黒ツートンにゃんこのぶーさんがいる。なぜ「ぶーさん」かというと、栄養状態が良いから丸っこく、目が細…

山日記その3

久々に単独行で登山することとして、行き先を検討する。何かあっても人に見つけてもらえそうな山の方が、奥方も安心しようものなので、人通りの多そうな広島近郊の山、呉娑々宇山に行くこととする。バス停から10分歩いて道隆寺の裏から山道に入る。ハンミョ…

書付その25

ロンドン、パリは大騒ぎだ。 「聖火リレー」ではなく「聖火護送」だな。

勝利を眼前で楽しむ

カープ命な旧友共と連れ立ち、球場へ行った。点が取れそで取る事かなわずという観客心理としてよろしくない時間が延々と続く(グラウンドでプレーしている側は尚更フラストレーションが溜まるだろうが、そもそも観客とは勝手な生き物なのだ)。敵さんにはい…

一進一退

初勝利の喜びも束の間、ミスの連発で1点差負けである。大竹投手には、黒田投手をも越える大投手になって欲しいが、打線の援護の少なさまでもが黒田投手を凌ぐようでは困るのだ。カープ打線は責任重大である。 無念。

初勝利

過程はどうだってよろしい。勝ったのである。今季初の勝利である。喜びたい。切歯扼腕の6日間を経ての初の勝利は実にどうして嬉しい。我が事のように嬉しい。4つ続いた負けがたらした自信喪失も、1の勝利で雲霧散消である。これを現金と言って笑うは愚か…

書付その24

○シュールな4コマ漫画: ネットで遊んでいたら発見した。「妖怪研究家ヨシムラ」。 ★こちらからどうぞ ⇒ http://4koma.livedoor.com/creator/profile/c00043.html 芹沢教授の性格の歪み方が大好きだ。 あと、すねこすりと首かじりとシタカラゴンボゴの三匹…

書付その23

一陽来復の冬至より3ヵ月。ようやくの春分である。 低い山並みを覆う木々は、芽吹きの時のために日々その力を蓄えている風情だ。気の早い種は目をだいぶ大きく膨らませていて、枝々に黄緑色の花が咲いたかの様に見える。 冬鳥の旅立ちももう間近であろう。…

書付けその22

断章風に。○ついに花粉症発症: 周りが花粉症に苦しむさまを、悠然と「わしは関係ないけんね」とばかりに眺めわたしていた筆者子も、遂に陥落。 鼻水が止まらぬ。目が発症していないのが不幸中の幸いか。鼻がのべつむずむずするだけで十分に不愉快ではある。…

猫と戯れるその2 他

○近所で猫と戯れる ここ数週の週末における家庭行事は、近場の自然公園入り口までの散歩である。筆者の緩んできたお腹と、家内の弱った足腰という二大問題について、気長に解決を目指そうではないかという事で、少しく空気も温かみを帯びてきたこのごろ、週…

春の気配

ここ1週間ほど体に染み入るような寒さを感じることが無い。天気図を眺めても、あれほど頻々と日本列島の上を走っていた縦向きの等圧線の縞模様を見出すことが無い。移動性の高気圧と大して発達しない低気圧とが交互に通るばかりだ。 やたら目に付くようにな…

ドメル提督

夜半に新調した液晶テレビ(by日本ビクター縦横倍速)の番組表機能を見ていたら、広島テレビで午前1時半から「宇宙戦艦ヤマト」を放映していることを発見!これを見ずにいてらりょか。18年ぶりのヤマトである。デスラー総統がクールでナイスであった。 ドメ…

泰国道中あれこれ(予告編)

この週末の広島近辺は、強烈な北西季節風で幕を開け、久々の大雪で中入りとなり、 冷え込みでもって千秋楽と相成った。寒い、寒い。冬らしくて良いとも言えるが、 寒がりにはこたえる。 広島市中心部が位置する広島平野内では、朝方薄っすら積もっていた雪も…

職場の引越し

3連休の内の1日は題記にまつわる諸々の作業で、朝の7時半から夜の11時まで出ずっぱり。残り一日も別件で朝8時から昼過ぎまで寒空の下で立っていたり、歩いたり。思えば難儀な3連休であった。支障が起こらぬよう準備を整えたつもりでも何か面倒事が起…

恐羅漢山の思い出

広島県と島根県の境に位置する西中国山地の山、恐羅漢山。両県の最高峰である。標高1,346m。 山名は何とも恐ろしげではあるが、山容が特異であるわけでもなく、大岩壁や急峻なキレットのような顕著な地形が見られるわけでも無い。詰まるところ目立つ山ではな…

NHKスペシャルから

今日のNHKスペシャルのお題は次のとおり。 ・ 日本とアメリカ : 第3回 日本野球は“宝の山” 〜大リーグ経営革命の秘密〜 敵は収益の拡大という明確な目的の元、実に戦略的に各チーム地元・国内各地、果ては日中など国外にまで、市場拡大のための活動(マー…

猫と戯れる

広島市内某所某公園。野良猫で一杯である。イタチと野犬も居るはずだ。 久々に行ってみると、早速黒白ツートン猫を発見!・・・・も、即刻逃げられた。 缶コーヒーで気分転換後、場所を変えて探すと、三匹が固まっているところに遭遇。一匹妙に人懐っこい若…