洞斎山人日乗

ゆうがた、空の下で、身一点に感じられれば、万事に於いて文句はないのだ。

2010-01-01から1年間の記事一覧

ポーリュシカ・ポーレ

ソヴィエト・ロシア赤軍軍歌「ポーリュシカ・ポーレ」。 http://www.youtube.com/watch?v=zaxW-xequF0 最近のyoutubeでのお気に入り。 哀愁と恐怖の両方が襲いかかる不思議な曲。 これを聞くとソ連陸軍の戦車を中核とした機械科師団の進撃を思い浮かべてしま…

初秋の山旅

初秋の好日を広島県北は山県郡安芸太田町北部に聳える深入山で過ごした。 11:30 深入山グリーンシャワー管理棟前発 管理棟前の駐車場には、思いのほか自家用車が多く止まっていた。大型の観光バスで乗り付けてきた団体さんもいる。おばさま方の集団である。 …

自転車通勤

最近、思い立って自転車で通勤している。体重が変わらないのに腹囲は増えている。「これはいかん」ということで、腹筋を引き締めるべく自転車をこぐことにしたのだ。往復14キロである。 バスに乗って目をつぶっているよりも、自転車に乗ってキョロキョロ見…

家庭菜園雑学

秋きゅうりは、地に這わせるのがよし。台風の大風にも能く耐えるなればなり。 地に這わせるが良き品種もある由なり。 にがうりの実は時を経ると黄変し柔らかくなり裂けて、嚢中の種をさらす。種は赤し。赤きぶよぶよの液体用の物質にくるまれたり。これ甘味…

法事にて

こんな話を聞いた。 「組織仕事では、威服させてはいかん。心服させて、感服させ、敬服させないと仕事は成り立たない」 人生の先輩の言葉は、重みが違ったのだった。ありがたい。

お久しぶりの山

夏の休暇を利用して、石鎚山へ行った。5年ぶりの石鎚である。 同居人との二人旅の山道なので、最も標高差の少ない土小屋からのコースでの挑戦であるが、筆者がこのコースを歩くのは実に21年ぶりのことだ。 土小屋までは、前日宿を取った伊予西条からマイ…

[雑事}人間ドッグを受ける

朝も早よからでかい病院に出かけて、午前中一杯を検診でつぶした。 体重はほぼ横ばい・・・・、三食大して食わなくなった、いや、食えなくなったのだから、いくら運動不足でも、体重が増えないのも、不思議ではない。ともかくも喜ばしい。肺活量は5Lを越し…

季の物

日曜日の晩ご飯:桃を食す 月曜日の晩ご飯:土曜の丑の日なので、鰻の蒲焼を食す 本日水曜日の晩ご飯:西瓜を食す 日がなくそ暑き今日この頃、せめて食事にぐらい楽しみが欲しいところ。 有難い事に季節季節の旨いものがある。 うまいものを食し、食後にビー…

[雑事}セミその3

昨日夕方、広島市内平和大通り近辺でアブラゼミの声を聞く。 夏の夕方、黄昏時、地は暗くなり勝り天は雲を浮かべ、西空だけがやや明るいころおいには、アブラゼミの声が良く似合うと、私は思う。アブラゼミが一匹だけ高らかに鳴いているのを聞くと、どういう…

セミその2

朝方会社に出かけようとアパートの階段を下りていたときこと。 階段の壁に怪しの物体を発見。 なんじゃいな? クマゼミではないか。黒っぽい頭でっかちな体躯と、透明で体液を通す管のみが黒を基調とした色で縁取られた翅。じっと壁に貼りついていた。 羽化…

セミの初音

本日の朝方5時前ごろだったか空が白んで眼が覚めてしまった筆者の耳に入ってきたのが、なにやら「あらおなつかしきこと」と懐旧の念を呼び覚ます音。寝ぼけた頭で、さて何の音だったかと思い返して・・・・、ああセミの声じゃ。ニイニイゼミが夜明けの町に朝…

なまはなわを見た

某日、家内と広島市内中心部にでかける。紙屋町地下の「シャレオ」内を歩いていると、中心の広場でなにやらイベントをやっている。わんこのコンテストをやっているようだが・・・幕間のライブイベント中だ。エレキを弾いているのは誰だ・・・はなわだ!!ラ…

書付??

今年上期の自殺者が約15,900人を数えたとか。 この日本では毎日約90人が自ら命を絶っているという勘定だ。 時計の分針が一巡りする間なら3〜4人ということになる。 自分で自分に手を下す決断をした人の心事は図りかねるが、 何らかの理由でこの世に身の置…

夏野菜

野菜の世話の手伝いをしに出かけた。 きゅうりは、3週間ほど見ぬ間に、すっかり巨大化していた。DIYの店で購入した支柱を持ってきて、地面にのたくったり隣のトマトさんに絡まんとするきゅうり野郎を正しい道に導くべく、やぐらを組んで、きゅうりの枝を荷造…

久々東京

某日私用で東京へ行く。都内に厳島神社があることを初めて知った。 ・抜弁天厳島神社(新宿区余丁町) 思わぬところで思わぬものを発見した。明治以後に広島県出身者が勧請したのだろうか?・・などと軽く考えていたが、思い立ってwikipediaで調べてみると、…

夏至

今日6/21が本年の夏至であったことを、不覚にも9時のNHKニュース番組で知った。 冬至は「一陽来復」などいう異名を持つが、夏至には特に見あたらないようだ。それおぞれに対する思いの深さの差だろうか?冬と春とでは生命維持への危機感に大きな差があるから…

次のお山の話

14:35 発 45 15:15 315m峰山頂15:45山頂発 16:10着

お山の話(続)

木の宗山の山頂は、広さ100平方メートルほどだろうか、広場になっている。 広場の東端の小木にフジが巻きついていた。このフジが親なのか、広場のあちこちにこの春芽吹いたばかりとおしいフジが生えていた。 この山には400〜500年前には山城があったら…

お山の話

先日、広島市北郊、東区と安佐北区の境に位置する小さなお山、木の宗山に登ってきました。 ○コースタイム: 1430木の宗山憩いの森(三田が峠 140m)発 1455銅鐸等出土地経由登山口コースとの分岐着(休憩) 1505同分岐発 1524 木の宗山頂着(413.8m) 1631発 1…

今季初観戦、あるいは嫌な予感はよく当たり、嫌な記憶は頭に残る

一昨日の5/1(土)に、今季初のカープ観戦をするべく、マツダスタジアムに行ってまいりました。筆者の住処からは比較的近場で、自転車を20分弱もこげば着いてしまうのです。球場の近くで汁なし坦々麺とコロッケ・メンチカツを購入し、さあ観戦です。ビールはお…

書付その43

先々週末花見をした川土手を、先週末の某晩通ってみた。近所の小学校のグラウンドの照明に照らされて穂の白く浮かぶ桜の花。月並みな表現だが、なんとも幻想的な風景である。桜の木に近づいてみてみると、さすがに花びらを落とした花が多くなっていた。残っ…

若草の 香りの中を 突っ切れり草の香や 家路の人の 頬緩む春の宵 険しき顔と 行き遇わず花揺らす 風や揺れ飛ぶ しゃぼん玉花の下 親子で親しむ しゃぼんかな

書付42 今日は明るく花見せり

家内と近所に花見に出かける。 幅4・5メートルほどの川の土手の上、数百メートルほどの間に桜が植わってある。桜が植わってあるあたりの道は歩行者自転車用なので、自動車に気を使うことなく桜を楽しめるようになっている。 昼下がりに歩いていってみる。…

書付その41

ものみなを 洗い流せよ 花の雨四月馬鹿 何する間もなく 日は暮れぬ汚さるも 洗わるもよし 花の雨 年度初めの今日の日も、日がな降り続ける雨の中、かくも慌ただしく暮れ行きました。

徒然なるままに(ちょっとした春日狂乱)

「はてな」の新しいおもちゃを、今頃発見。早速遊んでみる。 面白いではないか。ちょいちょいいじくってみよう。 - 遊びやせんと生まれけむとは、けだし名言なり。左様、くそまじめに生きても人生、遊びほうけても人生。 くそまじめに生きて何ら報われる所無…

書付その40

カープ前田智徳がオープン戦とは言いながら、2シーズンぶりのHR!「前田のホームラン」と言う言葉だけで、ご飯を5杯ぐらい食えちゃう気がするのは、カープファンの悲しい性。いやいや、カープファンの気持ちを熱くさせてしまうのが前田智徳選手なのです。…

冬烏 同朋の骸 喰いけり

書付その39-02

最近俳句をひねるのを日課としている。 子規居士の遺訓に従い観察・写生に徹すべしとて、眼に入ってきたものをタネに五七五をこさえて見る。たいしたものはできない。良い俳句は、五七五を読めば脳裏に一枚絵が浮かぶものだ。筆者子の五七五からは絵は浮かん…

書付その39

年替わり 区切りたきもの あまたあり新年を迎えて、不安のみ多し。自分の行く先を見通せない。何をすればいいかが判らない。 何もかもが怖い。 それでも時だけは確実に進み、物事には納期があるから、そればかりが迫ってくる。 時を経て膨らませておくべき、…