洞斎山人日乗

ゆうがた、空の下で、身一点に感じられれば、万事に於いて文句はないのだ。

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

つぶやき5

今日は雨こそ降らなかったが、梅雨の間にふさわしい、やや湿り気を帯びた空気が薄ぼんやりと差したり翳ったりする日に照らされ、やや蒸し暑さを感じる一日だった。夕方、またも早じまいした。病院に寄った帰り道の空は、昨日の澄んだ空とは真逆の、うす雲が…

つぶやき4

丑三つ時。今宵もほととぎすの声が住宅街を亘っていく。なぜにお前ばそんなにも夜を鳴き明かすのか? ほととぎす 夜泣きを聴く馬鹿 知らぬ馬鹿夕方、今年初めての入道雲が、小ぶりながら西空にわだかまり、残照を頂きに受けていた。その向こうにわずかな夕映…

つぶやき3

今宵も夜半に至ってほととぎすが鳴き始めたり。元気なことで、まこと慶賀の至りなり。 ほととぎす 麦酒を片手に 宵の口

つぶやき2

夜に入って雨が降り出した。朝方も雨だった。天気予報は当たっていた・・・。 雨の夜更けに響くのはホトトギスの声 奴らはいつ寝てる? ほととぎす 我と汝と 夜もすがら

つぶやき

夜半、ホトトギスの声が住宅街に響き渡る。6月の夜は湿り気を含み、何やら艶めかしげで・・・。