洞斎山人日乗

ゆうがた、空の下で、身一点に感じられれば、万事に於いて文句はないのだ。

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

書付その35

夕方広島駅近辺、仕事の用事で荒神陸橋を通ると、広島市中心部に向かって左手に、6基の照明塔に並ぶ白色灯をフルに点した新広島市民球場が目に入った。明るい。カープが練習を行っていたらしい。 更に、夜8時ごろ府中町方面に別用があって出かけたら、南側…

書付その34

WBCが日本連覇達成をもって幕を閉じた。めでたい。岩隈投手の快投っぷりで、「プロの投手は一にも二にも三にも四にも低めの制球」という単純明快かつ実践困難な事実が改めて明らかになった。カープの若い投手陣にも見習って欲しいところである。 ところで、…

書付その33

どんより曇り空の広島地方。出かけ先からの帰り道、雲が低く垂れ込めた空から聞こえるのは、聞き覚えのある鳥の声だ。今年始めて目にしたつばめ達は、いつもの年と変わりなく、嬉々として(と、筆者子には見えてしまうのだ)空を舞い、漂う小虫をついばみ、…

書付その32

スーパーの肉のコーナーで和牛の肉を見つくろっているとき、必ず目に入るのが その肉の来歴を示すところの、肉牛の個体毎に割り振られた識別番号である。 この番号を控えておけば、その牛がどこの牧場で育ったか、すなわち生産者が判る らしい。いわゆる食の…