洞斎山人日乗

ゆうがた、空の下で、身一点に感じられれば、万事に於いて文句はないのだ。

2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

朝見たものと帰りに見たもの

朝、広島市長選の某候補者が街頭演説をしているところに出くわした。演説は上手いと思う。元の商売と現在の商売とも、しゃべることが商売という人だから、さもありなんと言う所だろう。しかしこの人は絶望的に節操が無い。ゆえに人徳も無い。組織だけで勝て…

訃報

作家の城山三郎氏が逝去された。享年79歳。謹んで冥福をお祈りします。城山氏の小説は、学生の頃、暇にあかせて読んだ。「官僚たちの夏」を読んで、純情じゃない単純な私は通産官僚こそが男子一代を賭けるに相応しきことならむと、大いなる勘違いをして2日ぐ…

今日は……

所用があったため、早仕舞い。 早くに会社を離れられるというのは素晴しい事だ、としみじみ思いましたとさ。広島は冷たい雨の一日でした。 もう16年も昔ですが、この時期安芸の宮島でテントを張って、一晩眠り、次の日早朝まだ真っ暗な時間に目を覚ますと…

閑話休題

ひろさちや氏著の「『狂い』のすすめ」(集英社新書)が面白いと聞き、購入。なるほど、これは愉快な本だ。目次に並ぶ題からして振るっている。「『ただ狂え!』」「目的意識を持つな!」「『生き甲斐』は不要」「ついでに生きる」「希望を持つな」。これ全…

既に3月も半ば・・・

ろくすっぽ更新もせぬうちに、早や3月も半ば。 2月が異様な暖かさだったから、こりゃ春が早いかなあと思っていたら、そうは問屋が卸さぬとの、この寒さ。揺り戻しは来るだろうと思っていたけど、3月半ばのこの時期に割りと長めに寒い日々が続くことと相成…