洞斎山人日乗

ゆうがた、空の下で、身一点に感じられれば、万事に於いて文句はないのだ。

2009-01-01から1年間の記事一覧

書付38

神無月も早や半ば過ぎ、秋色いよいよ濃くなり勝る今日この頃だ。 親戚の法事に出かける道中幾つも目にしたのが、各町内(小学校の校区とか、町内会単位なのか、神社の氏子が散らばる範囲内なのか)の秋祭りの行列である。青い法被に身を包んだ子供達の集団が…

書付37

実家の駐車場に、日を避けるアマガエルがいた。 胸張って 座る蛙や 里の門追うた蛙 威を払うその 坐り振り 数年ぶりに山峡のキャンプ場に出かけ、天幕を張り、一夜を過ごした。 夜半過ぎまでは晴れていて、「満天の・・・・」とまでは行かずとも、街ではまず…

*書付その36

ここ数ヶ月、仕事の多忙(というより、自分の手で余計な仕事を増やす、自業自得的悪循環スパイラルに突入)と、これに伴い自暴自棄な心境が続いたため、全く文章を書く気にならなかった。 自分自身の無能さが、具体的な職場の業務上の問題として形をとり、目…

書付その35

夕方広島駅近辺、仕事の用事で荒神陸橋を通ると、広島市中心部に向かって左手に、6基の照明塔に並ぶ白色灯をフルに点した新広島市民球場が目に入った。明るい。カープが練習を行っていたらしい。 更に、夜8時ごろ府中町方面に別用があって出かけたら、南側…

書付その34

WBCが日本連覇達成をもって幕を閉じた。めでたい。岩隈投手の快投っぷりで、「プロの投手は一にも二にも三にも四にも低めの制球」という単純明快かつ実践困難な事実が改めて明らかになった。カープの若い投手陣にも見習って欲しいところである。 ところで、…

書付その33

どんより曇り空の広島地方。出かけ先からの帰り道、雲が低く垂れ込めた空から聞こえるのは、聞き覚えのある鳥の声だ。今年始めて目にしたつばめ達は、いつもの年と変わりなく、嬉々として(と、筆者子には見えてしまうのだ)空を舞い、漂う小虫をついばみ、…

書付その32

スーパーの肉のコーナーで和牛の肉を見つくろっているとき、必ず目に入るのが その肉の来歴を示すところの、肉牛の個体毎に割り振られた識別番号である。 この番号を控えておけば、その牛がどこの牧場で育ったか、すなわち生産者が判る らしい。いわゆる食の…

意外な事実

20年近くも昔(!)、筆者が大学生になりたての頃の事。都下多摩地区某所に住み始めた筆者は、ポケット地図帳を開いて八王子のあたりを眺めていた。その際目に入ったのが「多摩テック」。遊園地であるらしい。少々興味が湧いた。 が、それっきりであった。…

書付その31

断章風に。○京都へ日帰り出張。 某日、勤め先の縁の深い某団体のシンポジウムの人数合わせとして、朝もはよから京都某所へ出かける。 洛北某所のシンポジウム会場の周りには蝋梅が多数植わってあった。あたりは濃厚な花の香に包まれ、心が和んだ。寒さが殊に…

ねこ映画に興奮する

某日,BS局の「BS11」の番組を視ていた時のこと。幕間の、後日の放送予定の案内に目を引かれた。 土曜の晩の、ちょっと古めの映画を流す枠の放送予定を案内していたのだが、映画の題名が・・・・「こねこ」!付されたキャッチフレーズが・・・「ねこ映…

うるさい

日中、広島市役所近辺に出かけたら、右翼の街宣車が列を成して、毎度の大騒ぎをしていた。・・・・うるさい。せっかくの3車線道路の歩道側1車線がこやつらの行列で潰れているのも、腹立たしい。 こういうやつらを監視するためにパトカーや白バイを貼り付け…

ふた昔前のこと

一昨日の1月7日のちょうど二十年前が、先帝御崩御の日だった。天皇・皇后両陛下が二十年祭に臨まれたとのこと。 げに、昭和は遠くなりにけり。

懐かしや

Youtubeに赤ヘル黄金時代の投手陣のピッチングを記録した動画が投稿されている。赤ヘル黄金時代は筆者の幼児〜中学生時代であるため、選手の名前は覚えていても、フォームなどパフォーマンスの詳細までは、覚えていない。 改めて動画を視ると、色々発見があ…