洞斎山人日乗

ゆうがた、空の下で、身一点に感じられれば、万事に於いて文句はないのだ。

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

冬烏 同朋の骸 喰いけり

書付その39-02

最近俳句をひねるのを日課としている。 子規居士の遺訓に従い観察・写生に徹すべしとて、眼に入ってきたものをタネに五七五をこさえて見る。たいしたものはできない。良い俳句は、五七五を読めば脳裏に一枚絵が浮かぶものだ。筆者子の五七五からは絵は浮かん…

書付その39

年替わり 区切りたきもの あまたあり新年を迎えて、不安のみ多し。自分の行く先を見通せない。何をすればいいかが判らない。 何もかもが怖い。 それでも時だけは確実に進み、物事には納期があるから、そればかりが迫ってくる。 時を経て膨らませておくべき、…