洞斎山人日乗

ゆうがた、空の下で、身一点に感じられれば、万事に於いて文句はないのだ。

書付その2

よしなし事の書付け。
○たらい舟
 たらい舟で佐渡海峡を渡った仁がいるそうな。(下記URLから毎日新聞の記事にアクセス可)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070714k0000e040019000c.html?in=rssw
 たらい舟は佐渡の名物で、現地ではたらい舟が結んだ恋物語もあるとか。川でたらい舟を使う、といいうのは他の地方でもあるようだが、波の荒い佐渡でたらい舟というのは、注目に値すると思う。江戸期、流人の島だった佐渡では、舟の製造も制限されていたのだろうか?

○サッカーとマスコミ
 「昭和の海軍」という記事に引かれて文芸春秋8月号を買ったら、オシムサッカー日本代表監督のインタビュー記事があった。スポーツビジネス、マスコミビジネス、ナショナリズム、国家など様々な利益・思惑に引き裂かれつつ、志高く代表監督を勤めるオシム監督の本音が、ある程度出ていて興味深かった。
 マスコミは全世界共通で、確信犯的に無責任かつ無慈悲である。人間の負の側面そのままだ。
 彼らを向こうに回して、自分の言葉で自分の意思・意見を簡潔に言い表せる人間は稀有で、尊敬に値する。オシム監督はその1人といって差し支えあるまい。
 日本人のスポーツビジネス関係者にもそれに近い人が居ると思うけど、中々表に出てこない。残念なことだ。

○せみなど
 先週はニイニイゼミ。今週はヒグラシ。今日はでかいコガネグモを発見。ナツアカネとシオカラトンボも今季初見。ナツ本番も間近の観だ。

カープ
 2ヶ月ぶりの連勝。2ヶ月ぶりともなると、2連勝でも十分に歓喜の対象だ。永川はまだ本調子には遠いが、少なくとも球威だけは戻っている。大怪我はしないだろう。今日は気分良く寝床に就ける。